■インフレと円安から財産を守る 2015.08.09
本日、2015年3月14日、北陸新幹線「長野~金沢」が開業した。東京から金沢までわずか「2時間28分」。日帰り旅行も可能になった。(これまでは4時間)
これで、最も恩恵を受けるのが、当地、「金沢」と言われている。というか、一人勝ちの声もチラホラ。
というのも、金沢は、兼六園、武家屋敷、茶屋街、忍者寺、など観光名所が多い。しかも、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で35年連続1位に選ばれた和倉温泉の加賀屋をはじめ、粟津温泉、片山津温泉など温泉街も近い。
さらに、金沢駅を中心に整備が進んで、見違えるほど美しい街になった。しかも、魚が美味い!
というわけで、アベノミクスで日本の景気が上向き、それに便乗した形で、金沢バブルが起ころうとしている。
しかし・・・
景気が上向くのはいいが、庶民の生活を直撃する、不安な要素もでてきた。
その結果・・・
物価は上がる。給料は上がらない(大手企業と公務員は除く)。銀行利息は上がらない。銀行預金と現金は目減りする。
ヘビの生殺しじゃん!なのだが、心配は無用、打つ手はある。
こういう場合、ファイナンシャルプランナーや、経済評論家に意見を求めるのが筋なのだろうが、鵜呑みにはできない。
だって、そうではないか。
結果にかかわらず、口を動かすだけで、おカネがもらえる、そんな人の話信用できますか?
だいたい、そんなに儲かると言うのなら、自分で投資したら!
いえいえ、彼ら彼女らは、「投資」で儲けるのではなく、「トーク」で儲けるのです。なるほど・・・
というわけで、自分が実際に投資した商品を中心に話を進めよう。
ただし、そのまま真似して、損しても、責任はとれませんから。「絶対儲かる」なんてありえないし、銀行預金や現金でさえ目減りしているので。
銀行預金や現金は元本保証なのでは?
たしかに額面は変わらない。3年前の10万円は今も10万円。ところが、価値が目減りしているのだ。「円高→円安」で円の価値が下がったから。
たとえば、3年前に10万円で行けた海外旅行は、今は、13万円かかる。つまり、今の13万円は、3年前の10万円の価値しかないわけだ。これで、元本保証と言われてもねぇ~。
ということで、ここはガチで、インフレ&円安に立ち向かおう。
まず、インフレは、「物価上昇率>銀行利息」なので、預金額が多いほど、預金期間が長いほど、損をする。
さらに、円安では、基軸通貨ドルに比べ、円の価値が下がるので、銀行預金(円)が目減りする。
具体的には、この3年間で円は37%下落しているので(円安)、銀行預金100万円は63万円に目減りしている。日本にいるとピンとこないが、海外旅行に行けばヒシヒシと感じるだろう。
というわけで、「インフレ&円安」では、銀行預金は最悪(タンス預金を含む)。
じつは、このことを、銀行自身が認めている。昨年の暮れ、定期預金しようとしたら、銀行員に、「定期にするなんてもったいないですよ」と警告されたのだ。
では、銀行は何を勧めたのか?
一押しは「投信」。※投信:株や債権を組み込んだ金融商品。
でも、僕はそうは思わない。
一押しは「自分自身」でしょ!
自分に投資して、良い仕事に就くこと。これに優る投資、資産はないと思っている。
冷静に考えてみよう。
働くだけで、毎月20万円以上もらえる。つまり、年間240万円確実に増える、そんな高利回りの資産ありますか?
これを銀行利息で稼ぐには、100億円も預金する必要がある。100億円、100億円ですよ!
100億円あれば、増やす必要ないじゃん。
?!?
まあ、とにかく、「自分=仕事」が一番の資産。とくに大企業の社員や公務員は、物価が上がっても、給料もそれなりに上がるから、インフレは(それなりに)ヘッジできる。
では、安定した仕事があれば、資産は不要かといえば、この世はそんなに甘くない。
人生は災難に満ちているから。
たとえば、洗濯機が壊れた、家の屋根が壊れた、謎の難病にかかった、交通違反で罰金をくらった(最近は100万円超えも)・・・・これを給料で払える人は少ないだろう。
こんな不慮のトラブルに備えて、貯金が必要なのだ。保険で担保する方法もあるが、万全を期すと、保険料が膨れ上がり、生活できなくなる(本末転倒ですね)。
ということで、第一に、お仕事(生活費用)。第二に、銀行預金(不慮のトラブルに備えて)。そして、残ったお金(余剰資金)を、「インフレ&円安」に強い商品に投資するのである。
しつこいようだが、投資は余剰資金だけでやること。絶対に、生活資金を使ってはいけない。投資で失敗するのはほとんどこのパターンだから。
というのも・・・
お金持ちは、誰かに騙されるか、よほどオツムが弱くない限り、投資で失敗することはない。
余剰資金でやるので、中長期で構えられるから。
中長期でみれば、どんな金融商品も上がったり、下がったりする。だから、のんびり構えて、下がったとき買い、上がったときに売ればいいのだ。
あたりまえ?
生活資金を使っていると、これができない。何か起こって、現金が必要になったとき、損切りしなければならないから。
さらに、中長期で行う投資は、売る必要はない。買い続ければいいのだ。
なぜなら、中長期でみると、経済は成長し続けているから。
1929年の世界恐慌、1987年のブラックマンデー、2008年のサブプライムローン発リーマンショック、・・・・いずれも、この世の終わりかと思われたが、その度に乗り越えて、経済は成長してきた。
だから、資産は値上がりして、あたりまえ。(但し、インチキ商品は別)
ではなぜ、経済は成長を続けるのか?
経済の成長は、1.労働力2.資金3.技術革新の3つの要素で決まる。
歴史を長尺でみれば、この3つは増加を続けている。
だから、サブプライムローンみたいなインチキ商品や、それを部品として組み込んだ危険な商品に手を出さず、余剰資金で中長期的に構えれば、たいていうまくいくのだ。
それじゃあ、余剰資金のある金持ちは、より金持ちに、余剰資金のない貧乏人は、ますます貧乏になるだけじゃないか。
それはそうだが、愚痴を言っても始まらない。
われわれも、金持ちの手法を真似ればいいのだ。
100万円を130万円にして何になるって?100万円が70万円になるよりマシでしょう!
ということで・・・
まずは、一生懸命働いて、質素倹約して、100万円の余剰資金をつくろう(1000万円、1億円でもいいですよ)。
つぎに、余剰資金を「インフレ&円安」に強い商品に投資する。
問題は何に投資するかだが、まずは、インフレに強い商品からみていこう。
by R.B