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スモールトーク雑記

■東京ディズニーシーでお疲れぇ 2011.11.26

はじめて、東京ディズニーシーに行った。シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」を観るついでだが、子供にしてみれば、「ZED」のほうがついでだろう。

ディズニーシーなら、ホテル「ミラコスタ」がベストと聞いたので、2ヶ月前に予約を入れたが、すでに一杯だった。5人部屋は数が少ないらしい。そこで、少し遠いが、東京ベイ舞浜ホテルにした。というか、ここしか空いていなかった。

初日は、「金沢→東京」の移動と、シルク・ドゥ・ソレイユ「ZED」だけ。「ZED」の開演は16:00だったので、40分前に会場に入り、「ZED」グッズを買いあさった。今年一杯で打ちきりなので、もう買えなくなるから。

店を物色し、Tシャツ2枚、帽子、ボールペンセット、携帯ストラップ、サントラCD、を無造作にカゴに放り込み、レジに行くと、カミサンがいた。気のせいか、目がつり上がっている。レジの横に、「ZED」のイラストがあったので、「おー、この絵センスいいな、買いかなぁ?」とカミサンに振ると、「ゼンゼン!なんでそんなムダ使いするの?沖縄に家買えないじゃない!」はい?

じつは最近、家で、日本は放射能汚染列島で、安全なのは沖縄だけだから、貯金して、沖縄に家を買おう、と吹いていたのだが、それを逆手に取られたわけだ。

カミサンの頭上に暗黒パワーを感じたので、買うのをやめた。4万円のイラストを節約しても、沖縄に家は買えないと思うけど・・・

ZEDが終わり、ホテルに帰って、中華料理レストランで、食い放題メニューを注文した。ところが、これが、けっこううまい。ディズニーランドのレストランはマズくて高いと思い込んでいたので、ちょっと、ビックリ。

ホテルの部屋は、まぁ、こんなもん。さっそく、窓をあけて、ガイガーカウンターを取り出す。この日のために、アマゾンで購入した「RD1706」だ。RD1706は、ガイガー・ミューラ管を2個備えた、最新鋭のガイガーカウンターだ。千葉は放射線量が高いはず・・・

ところが・・・

5回測定したのに、毎時0.12~0.13マイクロシーベルト。昨日、金沢で測定したら、毎時0.1~0.15マイクロシーベルト。ゼンゼン変わらんぞ。海に近いせいか?

RD1706は、簡易ガイガーカウンターなので、精度はそんなに高くない(たぶん)。実際、金沢の公称値は毎時0.05マイクロシーベルトなので、2倍の誤差がある(公称値が本当なら)。RD1706は、毎時0.1マイクロシーベルト未満は、正確に測れないのだろう。であれば、放射線量は、「金沢=千葉・舞浜=毎時0.05マイクロシーベルト」と考えていいかもしれない。

しかし・・・

これで、ディズニーシーの作戦は水泡にきした。その作戦とは?

聞くところによると、ディズニーシーの見世物は、1時間待ちがザラだという。そこで、列についているとき、おもむろに、ガイガーカウンターを取り出して、「おぉぉぉー、すごい放射能や」とつぶやいてみせる。すると、みんなビビってを列を離れる。これで、待ち時間がぐっと減る、というわけだ。

それを家族に話すと、みんな顔をしかめて、「それ、ひんしゅくもんやわ」そこで、「ジョーダン、そんなことするわけないわ」と反論すると、みんな僕の顔をのぞき込んで、「やりかねんわ・・・」

僕は小さい頃から、この手のいたずらが大好きだった。

翌日、10時に、ディズニーシー行く。聞くところによると、まず、ダッフィー(Duffy)という人形を買うのが作法なのだという。ところが、店に行くと、整理券を渡された。店に入れない?!

指定された時間に行くと、さらに、1時間も待たされた。何のための整理券や?店の中に入ると、歩けないほどの大混雑。酸欠で倒れそうになった。店の外で長蛇の列、さらに、店のレジでも長蛇の列。体力ゲージが一気に半分になった。

しかも、カミサンが言うには、ダッフィー(Duffy)は2体買うのがルールなのだという(オスとメス?)。リボンがついてるほうがメスか?ようわからん・・・さらに、着せ替えの服まで買わされたのだが、1着8000円!おいおい、昨日買った「ZED」のTシャツより高いじゃないか!

その後、いろいろ見世物を観たが、どれもこれも、1時間待ち。しかも、観ている時間は5分前後。なんの冗談や?

たとえば・・・

タートルトーク。待ち時間50分。CGのカメとたわいもない会話、それだけ?

センター・オブ・ジ・アース。事前に予約したので(ファストパス)、待ち時間は20分。ジェットコースターの地底版で、恐くも何ともないが、3分ほどで終わり。はぁ?

海底2万マイル。1時間待ち。ジュールベルヌの「海底2万マイル」ネタ。潜水球に乗って、海底らしき場所を探索する。出し物がとうとつで、ようわからん。待ち行列に、ノーチラス号の船内、潜水服など海底2万マイルグッズが展示されていたが、こっちはリアルで良かった。(じつは、ジュールベルヌの大ファン)

貧乏性でせっかちなので、待つのが耐えられない。それでも家族が喜んでくれれば、と修行のような1日だった。

夕方になったので、ホテルに帰って、一杯やろうと思ったら、まだ出し物があるという。ディズニーシーのフィナーレ「ファンタズミック」。「メディテレーニアンハーバー」という大きな池で、ミッキーのショーがあるらしい。

混むと思ったので、良い場所をとろうと、1時間前に行ったのに、すでに、たくさんの人が陣取っていた。係員に聞くと、前に5列できているので、下がって観たほうがいいという。そこで、建物のアーチまで下がって待っていたら、別の係員が来て、ここは通路なのでどいてください・・・どっちやねん!

20時になって、やっとショーが始まった。広大な空間を使い、レーザーやら、炎やら、大音響やら、そりゃ、ライブなんだから迫力はあるわ。下のおチビがゼンゼン見えないので、長男がかついで、そのまま20分。さすが、剣道3段のガードマン、体力あるわ・・・こんな時に役に立つ。

疲れ果てて、ホテルに帰り、レストランに行くと、長蛇の列。はぁ?30分待って、やっと食べ物にありついた。

ぐったりして、スパゲッティをつついていると、下のおチビが、「来年も来ようっと!」瞬間、体力ゲージがゼロになった。

by R.B

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