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スモールトーク雑記

■ノロウィルス・ダイエット 2011.02.20

健康診断をパスしていたことが、社長にバレてしまった。強くとがめられたので、「はい、はい」とナマ返事をしておいた。

どうせ、社員の健康診断は管理部の管轄だし、管理部をみているのは僕なので、どうにでもなると思ったから。

ところが、管理部の女子社員から、「今年は健康診断に行ってくださいね。でないと、社長に報告します」と脅された。

というわけで、10年ぶりに健康診断に行くことにした。健康診断をさぼってクビ、なんてシャレにならないし、親戚の酒のサカナにはなりたくない。

しばらくして、先の女子社員に、予防医学協会に行くように言われた。(小さな会社は巡回検診車がきてくれない)受付時間は8:30~11:30というので、11時30分に協会に入った。この時間が一番待ち時間が少ない、と読んだから。予想は見事に的中した。どこもかしこもスカスカ、検査はスムースに進んだ。

その一週間後、健康診断と関係ないが、家族全員がノロウィルスに感染した。近所の医者に看てもらったところ、たぶん、ノロウィルスだろうと言う。なぜ、”たぶん”なのかというと、今はノロウィルスの検査はしないのである。ノロウィルスと分かったところで、治す薬も手段もないから。つまり、対症療法のみ。僕のノロウィルスは、症状としては軽かったが、それでも、下痢が一週間もつづいた。おかげで、2kgもやせた。素晴らしい!

さらに、これも健康診断とは関係ないのだが、2ヶ月前のこと、風邪を引いた後に、臭いを感じなくなった。近所に耳鼻科はあるが、過去に2回も誤診されている。そこで、ネットで自己診断することにした。

その結果、「ウィルスが嗅覚細胞に深刻なダメージを与えた」と確信。だけど、風邪を引くのは初めてじゃないのに、今回に限ってなぜ?

最近、風邪で体調を崩したら、必ず、点滴をうってもらっていた。ダラダラ過ごすのが嫌いなタチなので、点滴で一気に治す、というわけだ。因果関係はわからないが、それが祟ったのかもしれない。それはさておき、臭いがしないというのは、けっこう辛い。

人間は、食べ物を舌で味わっているわけではない。味覚は1割ほどで、ほとんどが嗅覚による。というわけで、何を飲んでも食べても、味を感じなくなった。当然、食欲も減退する。

そんなタイミングで、先の健康診断の結果が返ってきた。

その内容は・・・

血圧、中性脂肪、血糖値が「要経過観察」で、「メタボリック警報」が発令されている。ただし、肥満度は、BMI=体重÷(身長×身長)=23.7なので、標準の範囲内(断じて肥満ではない!)

まぁ、それはともかく、これを機にダイエットすることにした。ノロウィルスで2kg減り、臭いも味も感じないので、食欲も減退、こんな良いチャンスはない。名づけて、「ノロウィルス・ダイエット」。

朝は、豆乳一杯、昼は、カミサン特製の低カロリー・サンドイッチ、夜は、軽くご飯一杯、これを2ヶ月続けた。

もちろん、腹は減る。それも、とてつもなく。だから、自分にこう言い聞かせた。「空腹こそ、我が友」そして、2ヶ月で、5kgのダイエットに成功した!

それもこれも、1.ノロウィルスに感染した。2.臭いを感じなくなった。のおかげ。

それに、思わぬ副産物もあった。頭の回転がちょっと良くなったような・・・「メタボ→血流が悪い→脳に酸素がいかない→アタマが悪い」の悪循環が解消されたのかも。

たしかにキーを叩くスピードが上がったような・・・脳と指が直結した感じだ。若い頃に戻ったような・・・いや、やっぱり、錯覚だろう。若返るわけがないから。

ということで、健康診断不要論者だったが、来年もう一度だけ、行くことにした。「ノロウィルス・ダイエット」の成果を確かめるために。

by R.B

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